毎年、春から初夏にかけて、
沖縄県では「デイゴの花」が咲きます
デイゴは沖縄県の県花でもありますが、デイゴの花が見事に咲くと、天災や災いをもたらすと言われています
THE BOOMが歌う「島唄」
発売されてから20年以上経ちますが、よく知られている有名な曲でもあります
実はこの歌、
71年前の沖縄での悲劇を歌ったものであります。
この歌の本当の意味は、
島唄の歌詞をじっくりと見ると…。
でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た
(1945年春、でいごの花が咲く頃、アメリカ軍の沖縄攻撃が開始された)
でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
(でいごの花が咲き誇る初夏になっても、アメリカ軍の攻撃は続いている)
繰り返す 哀しみは 島渡る 波のよう
(多数の民間人が繰り返し犠牲となり、人々の哀しみは、島中に波のように広がった)
ウージの森で あなたと出会い
(サトウキビ畑で、愛するあなたと出会った)
ウージの下で 千代にさよなら
(サトウキビ畑の下の洞窟で、愛するあなたと永遠の別れとなった)
島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ
(島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある天国に行きなさい)
島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙
(島唄よ、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい。)
でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ
(でいごの花が散る頃、沖縄戦の戦闘は終わり、平穏が訪れた)
ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
(平和な時代のささやかな幸せは、波間の泡の様に、はかなく消えてしまった)
ウージの森で 歌った友よ
(サトウキビ畑で、一緒に歌を歌った友よ)
ウージの下で 八千代に別れ
(サトウキビ畑の下の洞窟で、永遠の別れとなった)
島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
(島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある天国に行きなさい)
島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
(島唄よ、風に乗せて、天国にいる友と、愛する人に、私の愛を届けて欲しい)
海よ 宇宙よ 神よ 命よ
(海よ 宇宙よ 神よ 命よ 万物に乞い願う)
このまま永遠に夕凪を
(このまま永遠に穏やかな平和が続いて欲しい)
これが「島唄」の本当の意味です。
そうです
島唄は71年前の沖縄戦の悲劇を歌ったものです
電車マンは去年の夏、初めて沖縄県に行きました
旅行に出発する直前に携帯電話を紛失したり、苦手な飛行機に乗ったりと、
ダイビングをしようとしたら、現地の人に溺れて危ないからと判断されて、泣きそうになりながらの沖縄旅行
今となっては良い思い出だ
また…。
行ってみたいかも…。
THE 沖縄県
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