2017/12/09 19:58 【和風ぱみゅぱみゅ総本舗】 岩木
- ■尼崎市の気になる所。
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送り業務でよく尼崎市方面に行きます
尼崎市内を走っていると、ふと気になる地名を発見
尼崎市崇徳院(すとくいん)
阪神電車の尼崎センタープール駅の近くになります
日本史に詳しい方ならピンと来たかも知れませんね
そう…平安時代の崇徳天皇
百人一首でも有名だね
でも尼崎市と崇徳天皇がどう関係するんだろうと気になった電車マンは、早速調べてみた
どうやら崇徳天皇が保元の乱で敗れて、
讃岐へ島流しに行く途中、ここに立ち寄ったのが由来で、それでここは「崇徳院」という地名が付けられたんだってさ
似たような理由で、
阪急京都線の淡路駅周辺は「菅原」という地名です
ここも平安時代に菅原道真が大宰府へ島流しに行く途中、ここに立ち寄ったのが由来だとか
また菅原道真はそこを淡路島だと勘違いをし、
「淡路」と名付けられたとか
さてさて崇徳天皇の有名な歌で
「 瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の
われても末に 逢わずとも思ふ 」
川の流れが早く、
岩をせき止められた急流が2つに別れて、また1つになるように、愛しいあの人とは今は別れても、また何処かで再会出来るだろう。
という意味です
また崇徳天皇は島流しで讃岐に流され、強い怨念を残したまま亡くなりましたが。
その後、天皇家では若い皇子やその妃が立て続けに病死し、また都が大火事になったりと、不幸や災害があとを絶たない
後々これは崇徳天皇の怨霊ではないかとされ、
後白河天皇から手厚く葬られたと言います
崇徳天皇・菅原道真・平将門の怨霊は、
日本三代怨霊と言われている程、凄まじい怨霊であり、そして悔やみきれない程に無念だったのかも知れない
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